ケーキの上にのっているお人形のお菓子は、「マジパン」といって
砂糖100gに対してアーモンドパウダー100gに
あわ立てた卵白1個分を混ぜてよく練って粘土のように作り、それで細工したと自然に冷やして完成というわけですが
マカロンのほうは、材料は同じでも、配合と作り方がぜんぜん違います。
卵白 3個分をしっかりと固くあわ立てて
グラニュー糖 30gと良質で香りの良いアーモンドプード 90gをふるいながら
卵白の泡をこわさないようにふんわりと混ぜてオーブンで焼きます。
アーモンドの質の違いで香りがぜんぜん違うのと、ふんわりと焼き上げるのでふわふわカリカリとした食感のいいお菓子に仕上がります。
マジパンで作ったお人形はあくまでも飾りなので、食べても害はありませんが食べるものとしてよりもお人形細工がしやすい「食べられる粘土」ですので味は考慮されていないので非常にまずくなります。マジパン人形は、何よりも、焼いていませんしね。
材料は似ていても、味も食感もまるで別物です。
私もマジパン人形は嫌いなので煮込み料理に砂糖として入れてしまったりしています。
===補足===
そういえば、飾りのお人形のお菓子は
うちの母が好きでケーキに乗っていると必ず最初に食べています。
好きな人は好きなんですよね。