年金制度ってどういうものか知っていますか。
40年以上前の物価と今が同じわけないですよね。
払った金額だけ返ってきたら今の年金受給者は生活できないでしょう。
年金支給時の標準賃金相当を元に支給額は変動し決定されます。
支給額の変動はあっても払った分以上が返ってくる仕組みのもので、
基本的には損をすることはないようになっています。
一部のマスコミが言っている「払った分返ってこない」などは大嘘です。
年金保険や財形貯蓄のように払った分だけで決まるものではありません。
年金だけで十分な生活ができる方というのは年金納付者が減少するので
今後は少なくなり、難しくなっていくのは事実かと思われますが、
そうした対策として個人年金や財形貯蓄などで補佐することは
必要になるかもしれません。
が、物価上昇率よりも昨今では利率が遥かに低いので
バブル期に契約したものでなければあまり役に立つものではなく、
メインとしてそれらを考えるのは愚かな(危険な)ことです。
年金受給ができなくて生活保護を受ける者が急増し、そちらの財政が破綻することにはなるでしょうね。そうした可能性が今最も懸念されている事柄です。
大部分の方は厚生年金だと思いますが、厚生年金は半額は会社が負担します。
自分が払った分が返ってこないということはまずありえません。