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資本金 と 株 って何ですか?子供でも判るようにお願いします。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2010-06-09 09:57:43
  • 0

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『株』
お金儲けの方法やアイデアをもっていて会社を作りたいひと【経営者】がいたとします。
しかし、それにはお店や工場などを作ったり、材料や商品の仕入れをするのにお金が
必要です。
個人で営む商店や町工場程度の会社なら銀行からお金をかりて作ることもできます。

しかし、銀行からお金を借りるには、もしお金を返せない場合に、
代わりに渡す【担保】というある程度のお金や物(家や土地など)を持ってなければならず、
従業員を何人も雇うような大きな会社をつくるには、もとから多くのお金をもっていなければなりません。
借りられたとしてもたくさんの利子と返済がまっていて、
ヒットすれば大儲けできるけど、そうでなければ返済もおぼつかないような
会社は、返済できずに倒産してしまいます。

では、お金の無い人が大きな会社を作るときにどうするか、
そこで考えられた手段が、将来作る会社自体の権利を売ることで
お金を出してもらおうというものです。

具体的には、
・【配当】という、その会社がたくさん儲けて、従業員の給与などを払ったあとにも多くのお金が残ったらそれを貰う権利。
・会社に対してどのような経営をしろと命令する権利。
・会社がもう儲けられないとなって解散したり倒産したときに、借金を返済したあとに残った資産をもらう権利。
・【株主優待】というその会社の関連サービスを無料や低価格で利用できる権利
などを売ることによってお金をもらいます。
借りる訳ではないので、担保や毎月の返済などの問題がなくなります。

株主優待は会社によってあったりなかったりします。
たまに会社への命令権だけのないものが発行される場合がありますが、
基本的にそれぞれの権利がばらばらに売られることはなく
これらの権利をまとめて株と言います。

設立当初だけではなく、もっと会社を大きくしたいとか、
会社がうまく行かなくて損失を出した場合に、さらにお金を出してもらうためにも
株は発行されます。

(株はもともとその権利を証明する紙の証書だったため、発行という用語を使います。現在は電子化されてコンピュータ上のデータとして管理されています)

株は、その会社の発行されている株を多くもっている人ほど、強く会社に命令でき、
利益の分け前をもらうことができます。だから、株を持っている人【株主】からすると
ほかに株を持っているひとが増えないほうがいいです。でも、会社が倒産してしまうと
株は価値がなくなってしまいますし、会社が大きくなってより利益を出すようになるなら
ほかに株を持つ人が増えた以上に得することもあります。
そのように株の発行は株主の損得に関わるので、新しく発行する場合【増資】には
経営者が勝手に行うことはできず、株主の許可が必要になります。

発行された株はさらに転売することが可能で、会社がより利益を上げそうな場合などは
その株の価格が上昇し、逆に損失が出そうなときは下落します。
配当を受けたり、株が安いときに買い高いときに売って儲ける目的などで、
発行済みの株は売買されます。
その売買を専門に行う証券取引所というところがあり、ここで売り買いすることでより買い手がついたり売却もしやすくなるので、売買を目的とする株主からは上場を求められます。

株価が高いと、その会社の権利にそれだけの価値があるということなので
会社の評価にもつながり、会社の信用が上がります。
(信用が上がると、銀行はお金を貸してくれやすく、取引相手はより取引をして
くれるようになります)
証券取引所は、どの会社でもそこで売り買いできるということではなく、
厳しい条件があるため、そこで売り買いできることも会社の信用につながります。
また、経営者や従業員も株を持っていることがあるので、発行済みの株の値段が
上がったとしても、それが即会社のお金として入ってくる訳ではありませんが、
株主や会社、社員の為にもなり、次に発行するときに高い値段で売れるので、
会社にはより高い株価にすることが求められます。

また、株はそういったお金を儲けるための手段だけでなく、
命令を聞かせたい取引相手の会社や合併してひとつの会社になりたい会社に
対して、会社自体が相手の会社の株を買うということがあります。


『資本金』
会社は株を買ってもらうことで資金を調達し設立することができました。
そうして出来た会社を営業していると儲けがでてお金出来ます。
先に書いたように、材料の代金や社員の給与を払ったりしたあと残った利益は
株を持っている割合に応じて配当として株主に渡されます。
しかし、利益をすべてを株主に渡してしまうと、逆に会社が損をしたとき、もともと持っていた
お金がどんどん減っていき、会社は小さくなってしまいます。
そのため、利益のうちいくらを将来損したときのために会社のお金として置いておくことが法律で
義務図けられていて、それを【準備金】といいます。
利益をその他の義務ではないけど将来の何かの時のために置いておくのを【積立金】といいます。
お金を借りるには担保になる資産が必要だと書きました。個人では用意するのが難しかったそれも、会社が設立されると株主に出してもらったお金で会社の建物などがあります、
それらを担保に銀行からお金を借りることもできます【借入金】。
このように、会社が持っているお金は、どのような入手方法でどのような目的に使わなければならないということや、その税率が法律的に決まっており、会社自身も特定の目的に使うために調達して、いくつかに区分けされています。
家庭で家計簿をつけて、おこずかいや学費の積立、ローンの返済などに分けたりするのと似ていますね。

そういった会社が持っている多くの資産(お金や物)の中で、
主に株の発行によって調達され(利益から繰り入れることも可能)
借りたものではない自社のもので、
会社を運営することに使われ、
増やしたり減らしたりするには株主の許可が必要な資産を
物はお金に換算して、【資本金】といいます。

資本金は会社を動かしているお金なので
会社の大きさを表す値としてしばしば使われます。
しかし、お店や工場を持つ会社は資本金が大きくなりますが、
プログラムの開発企業などはパソコンなど比較的安い機材だけで出来るので
資本金は少なくなることもあり、業種の異なるすべての会社の大きさを、
必ずしも資本金で比較できるものではありません。
資本金が少なくても、何百人何千人と従業員を抱える会社もあります。

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

資本金は、会社をつくるときに、そのお金で建物をかりたり、
机やえんぴつをかったりするものです。
お金がないと、仕事をするための道具などかえないですよね。


株は、資本金がたりなくなってきたときに、発行するもので
その会社の株をかってもらって、資本金を増やします
資本金が増えれば、材料を沢山かえたりします。

  • 回答者:匿名 (質問から1日後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

簡単にりんごの木で解説
「りんごの木」を資本金(それがないと育てられない)
「りんごの実」が株 (りんごの実は売買できその品質がよければ高く 悪ければ安価)
後は後々に自主的に理解するか、勉強で。
要は、木がないと、実もならず、企業資本がないと株の発行もできません。

  • 回答者:匿名 (質問から13時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

子供に判りやすく説明します(ですから多少大雑把になりますが)


資本金とは、「元手」です
桃太郎が旅に出るときにもらう「黍団子」
ドラゴンクエストでプレイヤーが最初に王様からもらう「お金」

それを元に仲間を雇い、旅の支度を整えるわけです


株とは「チケット」です
ニワトリをたくさん集めて玉子をうる会社を作りたい、みんなニワトリを貸してください
その代わりこの「チケット」を差し上げます
ニワトリが玉子を産んだら上げますよ
でも失敗して上手く育てられなければ、貸してくれた若くて高価なニワトリは
年老いた安いニワトリになるかもしれません
最悪、返せないかもしれません

というシステムです


養鶏場=会社
玉子=お金(分配金)

  • 回答者:匿名さん (質問から49分後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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