しないも何も、アメリカ側からは今までの合意に変更はないので、參加するならそのように考えてくれと、そして交渉参加を述べたと言う事です、交渉に参加するということは、日本で考えている事とは異なります、交渉条件を聞くのではなく、参加するから、交渉の席に付きますという、参加して初めて交渉できるもの、逆に言えば参加しないのなら、交渉する必要無いでしょう、会議が無駄に混乱するだけで、参加する国だけが交渉権があるという、まあごく当然な事なのです。
つまり、TPP参加は国会の承認を取らずに決定したと言うことに成ります、万が一抜けると言ったら、国際会議での宣言を自国の理由で勝手にひるがえしたと言う事で、国際的信用が完全になくなり、全ての交渉も、いつひるがえるかもしれない、信用置けない国と言うことになり、ほとんどの交渉は失敗することになります。
現時点で良くも悪くも、TPPに参加するしか無くなったわけです、少なくとも参加国はそう持っているそうです。まあほとんど無条件降伏みたいなものです。
本来なら国会で決議が出ていないので、今回は見送らせてくれと言えば、次回でも良かったみたいです(相手も民主主義国家ですから、議会制民主主義をないがしろにはできませんし、オバマは選挙前に結果が出せれば良いので時間はありますから)。