おもしろい解説あったので、載せます。
この言葉はもともと「うざったい」(あるいは音便化して「うざってぇ」) と言って、青梅を中心とする西多摩方言だそうです。
少し下品な響きのするこの言葉ですが、中世の狂言などにも出て来る「むさとした」や「むさい」などと同じ語源だと思われます。
かつては茫々たる荒野だったことから名付けられたという説もある「武蔵(むさし)」の語源もこの言葉によるとも考えられていますから、たいへん由緒のある大和言葉ということになるとかならないとか。
「うっとうしい」は、もちろん標準語として通用していますが、これも実は、「うざったい」と同語源の可能性もあるかもしれないらしいのです。
NHKで放送していた番組(プロジェクトX?)で、『広辞苑』を編纂した新村出博士の苦労談の中で「“鬱陶しい”という漢字は当て字で、これは、本来、“うっとり”とかと同起源の語だ」というフレーズが出てきて、(「うっかり」とか「うつらうつら」とかも同系って言ってたかも)要は、「ぼんやりしていてはっきりしない、もやもやした状態」が「うっ」ではじまる状態語に共通する点であるということのようで、これが、漢語の「鬱」と結びついたのでしょう。
また、「む」で始まる語から、M音が脱落して「う」に転ずる例は古くからあり、「うま」という語は、漢語の「馬=マ」が「ムマ」と読まれ「ウマ」に転じてできたこと、同じく、漢語の「梅=メィ」が「ムメ」→「ウメ」となったことは有名ですが、平安時代以前にすでに行われた変化だったとのことです。
「むさ(し)」という古語が「うざったい」「うっとうしい」両者に転じた可能性もありうるとのことです。
簡潔にいえば、
「うざったい」→「うざい」
です。
私は、ムカツクときや、嫌いな人に
いったりしてますw
邪魔な存在ってかんじですかね。