現在、年金を受給している60歳以上の人口は、全人口の27%を越えています。とりわけ、昭和22年~25年生まれのいわゆるベビーブームの方が全員60歳を越える2010年以降は受給人口は30%を越えます。年金の掛け金を支払う人が2人で1人の年金受給を支えることになります。昭和26年生まれから、支給年齢が1歳ずつあがりますが焼け石に水です。若い人たちには、税負担以上に年金の掛け金負担が重くのしかかることは事実です。
社会保険庁の改革だけでなく、子どもの扶養になっている年金受給者の減額(子どもの所得に応じて)などを含め、支給のあり方も再検討しなければならないと思います。掛け金は安かったのに支給は多いという矛盾も否めません(掛け金総額を支給総額を上回っているいる人が70歳以上では大半)。比較的な裕福な年金受給者とかなり貧しい給与所得者が存在する社会ではいけません。若い人たちの労働意欲をそぐことは絶対に避けなければなりません。
- 回答者:ベビーブーム世代のちょっと下世代 (質問から60分後)
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