ご質問が、『「良い」か「悪い」かだけの回答しか認めない』というものであったなら、間違いなく「悪い」を選択したことでしょう。
理由は簡単。スポーツで言えば「ドーピング」だからです。人間に限らず、動物が疲れていると感じた際には睡眠やビタミン・栄養素等の補給が必須です。機械でさえ、適度に休憩させないと故障しますが、ドーピングで疲れが取れたように感じているだけ…だとしたら、それでも飲み続けたいのでしょうか。
仕事が忙しくて休めない---という人もいましょうが、それはそれで、勤務先にコンプライアンスが欠けている証拠(労働法令もコンプライアンス遵守対象です)です。企業は、配下の労働者が倒れてしまえば元も子もありません。「休んだら代わりがいない」と発言する労働者は何度も見ていますが、その人が過労死した後、後任が決まらない企業や倒産したという話はありません。まじめな労働者が誠意を見せるのは当然かも知れませんが、それが過労につながって良いという理論にはならないでしょう。
カフェインを挙げられている人がおられるように、いわゆる健康飲料には「元気感」を持たせる成分が配合されています。そうでないと「効能を感じられない」という理由から、売り上げが低下するからです。薬剤メーカーの「売らんかな」精神も含まれていることは把握したうえで、それでも飲み続けたいとお考えの人にまで「飲むな」と命令する権利は、私には存在しません。
そんな権利は無い、と言いながらも、「止めた方が良いよ」とは周囲には発言しています。